愚痴が止まらない父、時々母との旅行日記

父からの1通のメールが始まりでした

イギリス旅13日目〜やるじゃんダンディー〜

 

作りすぎた。

 

 

イギリス旅

 

今日はエディンバラから出ましてダンディーに日帰り旅に行きました。 

  

 

結論から言いますと、ダンディー良かったです。具体的に言うと「ディスカバリー遠征博物館」に訪れる価値ありです。

 

”ディスカバリー”と聞くと宇宙好きな僕は既に引退したスペースシャトルの方を思い出しますが、こちらのディスカバリー遠征とは1901年ー1904年にイギリスが初めて行った南極大陸への遠征のことである。その出発点がここダンディーなのです。

 

 

エディンバラからは電車で1時間ちょっとくらい。電車からの景色を楽しみました。

 

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ゴルフ場の聖地として有名なセントアンドルイスの最寄り駅も通りました。”ルーカーズ”という駅です。ただ、「風が強いからゴルフなんてどころじゃないで!」と父が言っておりました。

 

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ダンディー駅に到着です。作りからしてかなり新し目の駅っぽいです。海が近いからか風がどえらい強いです。

 

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駅のすぐとなりに「ディスカバリー遠征博物館」はあります。

 

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博物館の外にはディスカバリー遠征に使われた船が保存されています。

 

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入館料は1人11ドルほど。60歳以上はシニア割がありました。さっそく中に入ってみます。

 

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入るとすぐに映像を鑑賞できます。ここでは南極に到着するだけで6ヶ月かかり、その道程がどれほど大変なものだったのかを説明してくれました。

 

ディスカバリー遠征はスコットさんという船長と、47人の男性(僕の記憶では47人です)、1匹の猫というメンバーで1901年に出発しました。ちなみに南極大陸への道程の途中でニュージーランドのクライストチャートで休憩しています。

 

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実は去年に父との旅でニュージーランド、しかもクライストチャーチを訪れました。もしかしてブログに残ってるんでは??と思いましたが、写真すらありませんでした(笑)

 

 

この時代のゴーグルは目を完全に覆ってはいなかったようです。↓↓これで−50度の世界を歩くとは驚きです。

 

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ディスカバリー遠征の船の建設の様子です。この博物館の見所の1つに「人の模型がとてつもなくリアル」ということがあります。遠くから見れば確実に生身の人間に間違えることでしょう。

 

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船には多くの食料とともにお酒も持ち運ばれていたようです。ポルトガルのポルトワインです。

 

父「ええなあ〜、ポルトワインが毎日飲めるなんて」

 

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博物館内にて示されたルートを進むと外に出ます。そうです、船に乗船できるんです。これが素晴らしい。入場料の倍くらいの価値はあるでしょう。特に船に興味があるわけでない僕でもそう感じるのですから、こういうのが好きない人が行ったときには興奮でお酒を飲んでいる気分になること間違いありません。

 

 

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いざ乗船!!

 

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船の内部に入っていきます。

 

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当時の状態をできるだけそのまま残そうと、修理・修繕が続けられています。調理室です。だから模型がリアルすぎるんです。

 

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ディスカバリー遠征時の料理長さんは毎日フレッシュなパンを食べさせるために、大量に小麦粉を船に持ち込んだそうです。量は忘れてしまいましたが、よくわからんくなるくらいに多かったのは覚えています。

 

 

みんなと一緒にカードでゲームして遊びます。

 

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船員の中でもお偉方が集まる部屋にやってきました。かのスコット船長の部屋ももちろんありました。実際の写真が下のやつです。ちなみに下の写真は南極大陸への2回目の遠征時の写真です。このときはイギリス・ニュージーランド・オーストラリアが協力して南極大陸に向かいました。

 

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船上も楽しかったです。天気も良かったです。風はどえらい強かったですが。

 

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実はこのあと、ダンディー交通博物館に30分歩いて向かったのですが、冬季期間は水・土・日しかやっていないと到着してから知るという大惨事がありまして、そのまま引き返して来ました。

 

 

今日の夜飯はパスタです。作りすぎましたね。そりゃ、2人で500グラムは無理か〜。

 

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明日はヨークに向かいます!今回のイギリス旅の最終目的地です。この旅も残り僅かですが、引き続き楽しみます。