愚痴が止まらない父、時々母との旅行日記

父からの1通のメールが始まりでした

認知症サポート養成講座に参加 / 革命記念日のパリとスリ未遂事件

 

定番になりつつある「日記」と「ヨーロッパ旅第1弾振り返り」です!

 

日記

 

 今日は市役所が開催する「認知症サポーター養成講座」に母と2人で参加しました。

家には父方のおばあちゃんが今年で92歳になります。

 

この2年ほどで、認知症と思われるような症状が出てきましたので、時間がある今のう

ちに学んでおきたいと思い行ってきました。

(父も今年で64歳なので、、、)

 

内容としては、認知症の症状、認知症の方々が日頃どのように感じ、考えるのかを学べ

る有益なものでした。

 

途中には認知症の方を想定した劇も行われ、認知症の人の気持ちを理解しようとする気

持ちが大事だという事を学ぶ事が出来ました。

 

受講者の年齢層としては、高齢の方が多く僕みたいな学生の姿はありませんでした。

平日開催という事で日頃働いている方は参加が難しいですね。

(お前もはよ働け!)

 

是非、こういう講座が土日開催されどなたでも気軽に参加できるようになってほしいと

感じます。

 

 

講座で学んだ最も大事だと感じた事が3つあります。

 

1、相手の気持ちを理解しようと努力する

 

2、認知症の方も感情を持つ人間であり、1人の人間として扱われるべき

 

3、認知症は誰もがなり得る身近な病気である

 

 

それと「若年認知症」という若い人でも認知症になり得るというお話がありました。

 

「若年認知症」の平均発症年齢は50歳前後で、働き盛りの方が多く、経済面や家族との

関係において苦労する事が非常に多いとのことです。

 

一昨年くらいに、「アリスのままで」というまさに若年認知症をテーマにした映画を思

い出しました。

 

50歳の非常に知的な主人公が物事を忘れるようになり、いつものランニングコースでさ

え自分がどこにいるかわからなくなってしまう。

 

病院に行くと判明した若年認知症、そのあと円満な家庭に亀裂が入っていく様子は観る

のも辛かったです。

ただ、疎遠だった次女とは認知症を機に親交を深めていくストーリー構成であり、全て

がしんどい映画ではありません。

 

 

主人公のジュリアン・ムーアさんはアカデミー主演女優賞を獲得しているだけあって、

通常の状態から、認知症の症状に苦しんでいる演技は素晴らしいものでした。

 

一度観る価値はあると思います。

 

 

認知症を他人事だと思わず、みんなで理解し合い助け合っていきたいですね。

 

 

ヨーロッパ旅第1弾④〜革命記念日のパリ〜

 

今回はツェルマット〜パリ移動日は省略して、パリでの一日観光について書きます。

ちなみに全く気づいてなかったのですが、今日は「パリ革命記念日」でした

 

父「まずはノートルダム大聖堂やろー」

 

僕「今は補修中やん」

 

父「修理中のノートルダム観れるのも今回だけやろし、行っとこ」

 

まだ記憶にも新しいノートルダム大聖堂の火災

 

異国のニュースはいつも他人事の気持ちで見てしまいますが、いざ訪れる場所となる

と、いつもより食い入った様子でニュースを聞いていたのを覚えています。

 

 

ノートルダム大聖堂を訪れつ途中で見つけたカッコいい建物

f:id:takeinogu:20190925141124j:plain

 

穏やかなセーヌ川を跨ぐ橋を渡ります。

f:id:takeinogu:20190925141812j:plain

 

少し歩くと見えてきました。

f:id:takeinogu:20190925141143j:plain

 

火災以前の大聖堂を見ていないので何とも言えません。

観光客の方の中には、お祈りをしているような人も見受けられました。

f:id:takeinogu:20190925142053j:plain

 

表現下手な僕が何か変なことを書くのもアレなので、ここは写真を載せるだけにとどめておきます。

f:id:takeinogu:20190925142213j:plain

 

1日も早い修復を1地球人として願っています。

 

 

「ルーブル美術館」が徒歩圏内にあるので調べてみると、

何と「パリ革命記念日」の今日は無料で入れるとのことです。

 

父「無料と聞いたら行かんわけにはあかん」

 

 

ということで行ってみることに、、、

着きました。

f:id:takeinogu:20190925142620j:plain

 

中に入っていくと、、

f:id:takeinogu:20190925142057j:plain

 

大きい広場がありました。

美術館への入り口はどこや〜〜と探していると、、、、

f:id:takeinogu:20190925142106j:plain

 

どえらい行列を発見しました( ゚д゚)

 

さすがにこの列を見た父はゲンナリ

まあ、15ユーロする入場料が無料になるんやからこんだけ並ぶのは当たり前ですね。

 

「タダより高いものはない」

「時は金なり」

 

の2つを再認識しました。

 

そんなことを考えていたら、何やら地響きと轟音が、、、

 

僕と父「何や、何や!!!」

 

f:id:takeinogu:20190925141823j:plain

 

戦闘機が綺麗に並んで飛んでいる!!

革命記念日ならではのパフォーマンスでしょう。

 

 

全てが上手いこと重なった上の写真の撮影に成功しましたᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 

 

めちゃめちゃカッコよかったです

f:id:takeinogu:20190925141821j:plain

 

 

感動と興奮が冷めやらぬなか、ルーブル美術館を後にしてエッフェル塔に向かいます。

 

移動の地下鉄にて、例の「スリ未遂事件」に遭遇します。

f:id:takeinogu:20190925143930j:plain

 

電車が来たので車両に乗り込むと、僕らのすぐ後ろにまだ中学生くらいに見える2人が

乗り込んできました。

 

その2人がいきなり僕に話しかけてきます。

何やら路線図を指差してフランス語か何かで喋ってきます。

 

僕は特段の不信感も持たずに、

 

僕「フランス語はわかりません」

 

などと対応していると父が、

 

父「おい、こいつら絶対怪しい、無視しとけ」

 

と言うので僕も、そうか!と思い無視しようとしたその時でした。

 

父の後ろにいた黒人のオッチャンが青年2人に向かって、

 

「おい!お前ら!何してんのや、お前ら次で降りろ!!」

(↑訳は推測です)

などと怒鳴り散らしました。

 

いきなりの出来事に面食らった父と僕は何が起きてるんや???

という状態になりました。

 

そのオッチャンが青年2人を無理やり次の駅で降ろすと、

 

オ「何も盗られてない?あなたのポケットから何か盗もうとしてたよ」

 

確認すると父のポケットのチャックが全開になっていました。

そのポケットには財布が入っていたのです。

さすがの父も、

 

父「あいつらいつの間に、、、、」

 

と恐怖を感じていました。

あのオッチャンが見ていなければ盗られていた可能性は高いです。

 

僕らは数え切れないほどそのオッチャンに感謝しました。

この事件から僕らは「パリの人全てが怪しく見える」病にかかってしまい、その後は辺

りをキョロキョロしながら歩いていました。

(↑逆に危ない)

 

そして、ヨーロッパの旅第2弾で再び訪れたパリでも、「襲撃事件」が発生し、僕らの

パリへの印象は最悪なものになりました。

 

「襲撃事件」の詳細は以下の記事にあります。

www.takeinogu.com

 

 

みなさん、ヨーロッパでの旅行では特に注意を払ってください。

貴重品にチェーンを付けるのはもはや当然の対処かもしれません。

(それでも向こうがナイフで切れば盗られますが、、、)

 

「念には念を」の気持ちがあり過ぎるくらいが丁度いいと思います。

それが「杞憂に終わる」ことになっても「安全・安心」を買えるなら、そちらの方がよ

り観光を楽しめるはずです。

 

 

その後はエッフェル塔を訪れ、

f:id:takeinogu:20190925145857j:plain

↑お馴染みの父のタワーポーズです。

 

その後は凱旋門にも行ってきました。

f:id:takeinogu:20190925145902j:plain

 

素晴らしい観光地が、人口比で言えば数少ない悪い人たちのせいで印象が悪くなるの

は悲しいですね。

 

僕自身のパリへの悪い印象を払拭することは難しいでしょう。

なんせ、二回訪れて二回とも事件に遭遇していますので、、、、

 

友達にも自信を持ってお勧めする事はないでしょう、、、

 

今回は以上です!

明日はロンドンへのプチ旅行について書きます。

 

 

いつも読んでいただいているそこのあなた、、

感謝しております!!!!

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村