自分憲法〜自分の言動・選択に責任を持つ〜
原因論ではなく目的論
日記
「7つの習慣」から影響を受けて自分憲法を作成中です。
1、常に正直でいる
2、感謝の心を忘れない
3、自分が話す2倍の時間、人の話を聞く
4、陰口は絶対言わない
今日は5つ目です。自分憲法5つ目は、
自分の言動・選択に責任を持つ
「あの上司のせいで、僕は実力を発揮できていない。」
「親の育て方のせいで、すぐに緊張してしまう。」
「あと身長が10センチ高ければ、あの子に告白できる勇気をもてるのに。」
「もっとお金持ちの家に生まれていたら、人生は変わっていただろうな。」
上記のような考えをしたことや、人が言っているのを聞いたことはありませんか?
上記のような考えは全て原因論という考えが根付いています。「あらゆる結果の前には、原因がある」という考え方のことです。
上記の他にも、
「彼が家に引きこもっているのは、幼い頃に両親から虐待を受けて育ち、愛情を知らないまま大人になってしまったからだ。他者と交流するのが怖いため引きこもっている。」
というような考え方も原因論です。
至極当然の考えにも聞こえますが、この原因論の考え方に陥ると人は幸せになれません。
以上の状況を、「彼が引きこもっているのは、まず彼に家を出たくないという目的があって、そのために引きこもっていると考える。つまり過去の出来事ではなく、彼の今の気持ち(目的)が彼を家に引きこもらせている。」
と考えるのが目的論です。
これは、ベストセラーになった「嫌われる勇気」で取り上げられているアドラー心理学の考え方です。
今の状況が過去の原因によるものでなく、自分の目的によるものだとすると何が違うのか??
それは、今の状況が自分の目的によるものだとすると、今の状況を変えたり存続させたりするのは自分次第だということです。つまり、幸せになれるかどうかは過去の原因など関係なく自分次第だということです。
この考え方は非常に画期的で、人類の誰しもが「いま、ここで」幸せになれるとアドラー心理学は唱えています。
幸せになるためには、出来事と自分の反応の間に自分が関与すること。自分が出来事に対してどのような反応をするのかについて責任を持つことが不可欠です。
皆が持っているものを持っていないことを嘆き不幸に感じるのも、皆より給料が少ないことに不幸を感じるのも全て自分次第。全てに対する反応は自分の責任次第なのです。
というわけで、5つ目の憲法は、自分の言動・選択に責任を持つ
ここまで書いたものの、自分で何書いているかよくわからないので、これを読んで「ようわからん」とはならず、是非「嫌われる勇気」を読んでみてください。ちなみに、「7つの習慣」もアドラー心理学の影響を受けたであろうとされる箇所がいくつもあります。
「なんでもっと早く読もうとしなかったんだ!!!」
と100回は思ったであろう「7つの習慣」と「嫌われる勇気」
余裕で、2019年に読んだ本の中のトップ2です。僕の短い24年の人生においてもトップ5に入るでしょう。おすすめです。