アメリカ旅 / 時差ボケとケーブルカー
時差ボケに無理やり対抗します。
アメリカ旅〜時差ボケとケーブルカー〜
サンフランシスコ2日目の昨日は見事に時差ボケにやられて観光なし。3日目は絶対に1日観光するぞ！と覚悟を決めてベッドに入り込んだ夜12時。寝れず読書したのが夜1時半。再び寝ようとしたのが2時。再び寝れずにジムに行ったのが3時。三度目の正直やとベッドに入り込んだのが4時。もはや諦めてこのブログを書いているのが朝の6時です。
ということで、今日はこのまま一睡もせず観光に向かいます！！
一睡もしていないせいなのか、変なテンションでやる気はマックスです。父も僕と一緒でほとんど寝れていない様子。今日は2人とも意識朦朧として、スリの格好の餌食となり得るでしょう。
とはいっても、今日の観光のことはほとんど決めていないんですよね、、、
トラム（ケーブルカー）がホテルの近くを走っているので、それは乗りたいと思っていますが、一回の乗車券が何と7ドル！！いくら観光向けとはいえ高すぎるやろ（笑）
一日券等もありますが、父が「そんなんそれだけ乗るかわからんやろ」と言うのでそういう類のチケットはほとんど買うことはありません。ヨーロッパでは公共交通機関全て乗り放題の1日券は買っていました。絶対に価格以上乗車するとわかっていたからです。
同じく寝るのを諦めた父が、何やら興奮しながら「チェナ温泉」のウェブサイトを見せてきました。そのページは「オーロラカレンダー」と書いてあります。つまり、「チェナ温泉」がオーロラ観測出来た日をカレンダー上に記録しているのです。それを見ると、なんと僕らがいた4日間は全日オーロラが出ていたということ！！しかもその4日間前後はなし！！
↓（10月22日〜25日）
5段階でオーロラのレベルを示しているらしく、Quiet - Moderate - Active - Great - Highとなっています。僕らが観えたと思っていたのはActiveの日でした。
他の日も出ていたんですね〜〜、、
ActiveであれならModerateで出てないと感じてもしょうがないですが、、、
とりあえず、このカレンダーを見る限りではかなり運が良かったと言うことでしょう。
それを知っただけでも幸福感が増してきました。父も何やら嬉しそうでした。
オーロラの振り返りはこれくらいにして、観光に出かけましょう。
まずはホテルのすぐ近くに始発点があるケーブルカーに乗ってみます。 始発点であり終点でもあるのでスタッフの皆さんの自力で回転させていました。
結局今回は公共交通機関乗り放題チケット（1日券）を購入しました。元を取れるかは微妙ですが毎回ピッタリの現金を用意しなくて良いし、何より楽です。
（1日券ではなく、クリッパーカードという日本のICカードのようなやつがベストだったかもしれません。現金より割引料金になるし、バス等は90分以内の乗り換えは無料です。）
朝の9時くらいに来ましたが、既に大勢のお客さんが始発を待っていました。
このケーブルカーの面白い所は、この写真のようにポールを掴みながら外にはみ出した状態で乗ることが出来る事です。「へ〜、楽しそうやけどちょっと怖いなあ」とかビビってた僕をもっとビビらせたのが、少年少女が普通にポールを掴みながら乗っていたことです。
車内はこんな感じです。
詳しい構造はよくわかりませんが運転手の方がデカイレバーを駆使して停止・発進・スピードの調整をしていました。父も「これはどういう構造なんや〜？？」と興味津々の模様。
ケーブルカーに乗っているとわかりますが、サンフランシスコは急激な坂道がそこらじゅうにあります。大学在学時に住んでいた神戸や、高校の修学旅行で行った長崎を思い浮かんでしまうほどの坂道です。（↓写真では伝わらない）
快晴というのもあってケーブルカーから時たま見えるこういった街並みが綺麗ですね。
約３０分ほどで終点に到着。
終点がフィッシュマーケットやショッピング地として有名な「フィッシャーマン・ズワーフ」辺りとなっています。ここには昼飯等でお世話になるとして、まずはここから西側にある「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」に向かうことにします。
今度は普通のバスに揺られること約20分。
ブリッジの近くまで来ました。
橋の全長が3キロ弱くらいで、自転車や徒歩でも渡ることができます。せっかくなので徒歩で渡ってみることにします。
車道では車がビュンビュンと走っています。橋からの街並みはとても良いです。サンフランシスコに来てから3日間はずっと快晴です。シアトルとは天気の差がどえらいことになっています。
この橋は「自殺の名所」としても有名らしく、恐る恐る下を眺めるとそれは高い高い、、、、しかも車がたくさん走っていて橋自体がそれなりに揺れるので、それだけでも結構恐怖感があります。
橋のほぼ4分の1くらいまで来ました。
サンフランシスコの気温はおよそ20度。日差しは暖かいですが、風邪は肌寒く感じられるので上着は必須ですね。4分の1くらいまで行くと橋の上が飽きたのか、父が「戻るか」と言うので大人しく従うことに。
因みに時差ボケに真っ向から対抗中ですので、めちゃめちゃ眠いです。
2分でも横になれる所があれば眠りに落ちる自信がありました。「なんやねんその自信」と自分で自分を突っ込むことでどうにか正常を保っていた僕は、睡眠の必須性を身に染みて感じていました。
父が「ビール飲みたい！」というのでフィッシャーマン・ズワーフに戻ってお店探しです。
レストランやテイクアウトのお店、ギフトショップ、お洒落な雑貨店やファッション店などなど、この一帯を満喫しようとすれば半日は必要でしょう。僕と父みたいにビールを求めて来る人は少数に違いない。
なんか見た目良さそうなレストランを発見。父のビールへの我慢も限界に達していたので入店・注文することに。
クラムチャウダーが有名らしいので父がそれを注文。もはや夢の中にいた僕はカリフォルニアバーガーを注文。夢の中にいた僕は何を思ったのか父と同じくビールを注文。
15分ほどして料理が完成。なんちゃらタコスも頼みました。
アメリカ旅では何度も申していますが、「さすがアメリカサイズ」。なんで三品注文したのだろう？と僕と父は自分たち自身に呆れてしまいました。
父「なんやこれ！！見た目はデカいけどパンの底の厚みが凄くてクラムチャウダーが全然入ってへんやんけ！！」
父、残念でした。僕のバーガーは「カリフォルニア」と名前が付いているだけあってワカモレが塗られていました。
なぜか睡眠が削られると食欲が増すのは僕だけでしょうか。睡眠欲が満たされないためその分を他の欲望で打ち消そうとしているのかもしれません。料理を受け取った時は「絶対食べきれん」と思っていましたが、ハンバーガーとポテトを平らげて、タコスもしっかり頂きました。
ただでさえ眠かったのに、満腹になったことでもう半目状態。少しその辺を歩き回り、再びケーブルカーに乗ることにします。
↑↑伝わりにくいかもしれませんが、急激な下り坂です。
ホテル近くに戻った後は父が乗りたいバスを発見したので、満足のいくまで乗り回していました。（一日券がありますからね）
そんなこんなで3時になる前にはもう疲労の限界。眠さの限界。ホテルに戻ってベッドに入ると同時に眠りに落ちました。今回は父が7時くらいに起こしてくれたので、時差ボケの泥沼連鎖からは抜け出しました。まだまだ眠いの10時くらいになってからしっかり寝たいと思います。
脈絡のない文章失礼しました！
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