愚痴が止まらない父、時々母との旅行日記

父からの1通のメールが始まりでした

もう歳だから、、

 

あんま好きじゃないなー

 

 

日記

 

僕のアルバイト先には面白い方がたくさんいます。学生や主婦、フリーター、ダブルワーク、中にはトリプルワークの人がいて最初聞いたときは冗談やと思っていました。ちなみにこのトリプルワークの人は日中仕事して、そのあと夕方から深夜までアルバイト、そしてそのまま新聞配達に行くという鉄人です。ショートスリーパーらしく1日の睡眠時間は2時間くらい。それで十分らしい。

 

みんながみんなそれぞれの考えやストーリーを持っていて、話をしていて飽きることがありません。その中でも、いわゆる”おばちゃん”方のお話は笑いあり、涙あり、驚きありでいつも楽しみにしています。

 

しかし、その方々の発言で多いのが

 

「もう歳だから、、」

 

この発言にはいつも違和感を覚えます。その発言が70,80才を超えた人の発言ならまだ分からなくもないですが、40〜50歳くらいの人が言うとなんか変な気がします。

 

だってまだ人生の半分くらいしか生きていないのに、「もう歳だから、、」みたいな精神だと文字通り”人生半分損してる”気がするのです。

 

こんなことをまだ社会に出ていないヒヨッコの僕に言われたくはないでしょうし、言っている本人もほとんど冗談と場の雰囲気で発言していることが多いとは思います。それに、若い人に対して「若いうちに楽しんどきなさいよ」みたいなアドバイスの意味もあると思います。

 

ただ、冗談だとしても何度も口にすることでそれが脳に刷り込まれて、思考にも行動にも影響してくると僕は信じているので、そういったことを言うことでプラスになることは少ないんやないかなー、、

 

「もう歳だから、、」と言われたら、僕はいつも、

 

「何言うてるんすか、、まだ人生の半分くらいしか生きてないですよ、まだまだこれからやないですか。」

 

みたいに返しています。年齢はただの数字として、みんながイキイキとして、みんなが色々なことにチャレンジして、一度きりの人生を目一杯楽しめたら、こんな素晴らしいことはないでしょう。

 

他人の事はどうにもできませんから、少なくとも自分はいつまでも自分の人生を思い切り楽しんでいきたい。「あー、疲れた!楽しかったっ!」と言って死にたい。