愚痴が止まらない父、時々母との旅行日記

父からの1通のメールが始まりでした

7つの習慣

 

パラダイムシフト。

 

 

日記

 

以前から興味がありながらも、何故か読む気がせずにずっと保留していたかの有名なビジネス書「7つの習慣」をついに購入し、読み終えました。1回読んだだけで全てを把握したとは言えないのですが、新しい知見を多く得たことは読んだ後の満足感でわかります。それこそ、この本において重要な要素である「パラダイムシフト」が確実に僕の中で起きたことは間違いありません。(パラダイムシフトとは簡単に言うと”モノの見方の変化”です)

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著者は「7つの習慣」のうち、1〜3の習慣を「自立」のために必要な習慣、4〜6の習慣を「相互依存」のために必要な習慣、そして7の習慣を「刃を研ぐ」として、1〜6の習慣を常に鍛え、アップデートする習慣としています。

 

人間は、生まれてしばらくは「依存」の状態、つまり他者に頼らなければ生きていけません。それから人間は「自立」の状態へと移行し、そして最終的には「相互依存」の状態に移行することが重要であると言っています。

 

最初に、以上の「依存⇨自立⇨相互依存」の移り変わりを見たときには、

 

 

「相互依存っている??結局他社に依存してるやん、自立が1番良い状態なんやないん??」

 

 

とか感じていましたが、著者は「相互依存」こそこの世界で生きていくのに必須であると述べています。なぜなら、この世界で人間が1人で生きていくことはあり得ないことであり、他の人と協力する必要があるからです。他社と協力するときに「自立」した状態であれば「1+1=1.5や1+1=2」にしかならない、しかし、4〜6の習慣を通して「相互依存」の状態に達すれば「1+1=4にも20」にもなり得る、と著者は言います。

 

この部分の記述はかなり衝撃感が多く、僕の「パラダイム」を完璧に「シフト」させてくれました。「自立」の状態が最終ゴールだと思っていた僕の考えをガラリと変えてくれたのです。(著者も、昨今は「自立」を最終目標とするビジネス書や啓発本が多いと述べています)

 

もっと「7つの習慣」について理解を深めたいので最低3回は読み込みたいと思っています。